ことばのリボンKindle「輝きを求めて」
以前の記事を加筆修正し、出版した電子書籍からご紹介しています。
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この1ヶ月、自分自身を見つめ直す機会が何度もありました。
母校の放送委員会に所属する生徒さんから、
大会で私を題材にしたスピーチをしたいとの申し出があったのです。
以前講演会をした時の私の言葉が、響いたようです。
喜んでお手伝いさせて頂くことにしました。
すぐに彼女からは、山のような質問メールが送られてきました。
「これは何故?」
「あれはどうして?」
「この結論に至った経緯は?」などなど。
改めて聞かれるとドキっとする質問に、冷や汗をかきながら答えていました。
そんな彼女から、地区大会で準優勝を果たし、県大会。
そして全国大会に進むという報告が届きました。素晴らしい!
何度も読み直し修正して、先生に指導してもらう毎日……。
大変だったことでしょう。
これからの全国大会に向けてもさらにブラッシュアップが必要だと思います。
頑張って欲しいです。
彼女の大切な時間の中に、自分が存在しているということ。
嬉しくて、くすぐったい。
ちょっぴり恥ずかしい感覚です。そして誇らしい気持ちにもなります。
私の活動が彼女の心に触れ、化学反応を引き起こした奇跡がありました。
講演会でまっすぐな眼差(まなざし)しを向けてくれた後輩達に感動し、
背中を押され、自分の道をしっかりと歩んでいくのだという決意を固めたとき。
私の言葉を聴いた多感な彼らは、何かを感じ取って日々の中に投影させてくれていました。
輝きをもらっていた自分がリフレクターとなって、
新たな輝きを生み出すチカラになっていたのなら、嬉しいです。
雨降りの季節も、
空の隙間からこぼれる光を、
しっかりと、つかまえられますように。